巷にあふれる
「くびれの作り方!」
「くびれは腹筋30回を一カ月!」
「このクリームを塗ればくびれができる!」
という、くびれをつくるためのたくさんの方法…。
しかし、それで本当にくびれができるのでしょうか?
その方法は、いったい何の根拠があるのでしょうか?
その情報は正しいのでしょうか?
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きちんと考えたことがありますか?
ただただ情報に流されるのではなく、なぜそうなるのか?どのような仕組みなのか?
を、きちんと情報収集してから行動に起こすのが大切です。
くびれができる仕組みとは?
そもそもくびれができる仕組みを知りましょう。
一般的に、くびれとは肋骨と骨盤の間の空間のことを言い、筋肉・臓器で構成されています。
くびれには骨は関係ありません。
大体の要因は筋肉にあります。
つまり「くびれは自分の努力次第で作ることができる」ということなのです。
では、さっそく次の項から、考えられる原因を紹介していきます!
くびれていない3つの原因
原因は3つ考えられます。
① 脂肪がついているから。
② 老化によるくびれを構成する筋肉(腹筋・背筋)の衰え
③ 年齢は若いのに、姿勢が悪くてくびれを構成する筋肉を使わないため、衰えてしまったから。
次の項からは、各原因の対策と注意点を紹介していきます。
適正体重にするとくびれはできる!?
まずは体重を適正体重にしましょう。
※適正体重の出し方→(身長m)×2 ×22
ここで注意するのが、適正体重以下を目指したとしても意味がないという点です。
適正体重を超えている、いわゆるポッチャリの人でも
骨格的にくびれができやすく、くびれている人もいます。
体重を落としたら腹筋・背筋を鍛えて、バランスよく筋肉をつけましょう。
衰えはくびれの天敵!正しいくびれの作り方
まず猫背などの、体を丸める動作をやめることです。
体を実際に、丸めてみてくだい。
腹筋を使ってないですよね?
お腹を触ってみてください。
ゆるんでいますよね?
楽な体勢だからといって、腹筋、背筋を使わないと、どんどん筋肉が落ちていきます。
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このように、「この動きをすると筋肉はどのような動きをするか?」
を、実際にやってみて、体験することはとても重要です。
歳をとってきた方、姿勢が悪い方に共通して言えること、それは
「筋肉の衰え」
です。
衰えているなら、鍛えるしかありません。
しかし、先ほど述べたように、筋肉の鍛え方が重要です。
鍛えるべき部位は、
・腹直筋
・腹斜筋
・背筋
です。
よく、くびれを作る鉄板の方法と言えば、すぐに思いつくのが
「とりあえず腹筋!」
でしょう。
しかし、腹筋だけを鍛えてしまうと次のような危険性が…!
腹筋だけを鍛えるとどうなるの?
くびれができないだけでなく、前側だけの筋肉が発達してしまい腹筋と背筋の力関係が、
腹筋>背筋となってしまい、腹筋と連動している骨盤が、腹筋の力の方だけに引っぱられる事によって骨盤が後傾してしまいます!
そして、骨盤の後傾に伴って引き起こされるのが
背骨のS字カーブ(S字カーブは背骨の正常な状態)が平坦になっていき、姿勢がどんどん悪くなる。
つまり、猫背に拍車がかかるのです。
それに伴い、お尻の筋肉が衰える。つまり、お尻がぺたっとした感じになる。
下腹が出る。
などの症状です。
また、「くびれをつくるぞ!」と思っている人の中で、背筋だけ鍛えよう!と思う人はいないでしょうが、
一部分だけを鍛えるという考えがいかに危ないかを知ってほしいので、例を挙げておきます。
もし、背筋だけを鍛えたらどうなるのか?
筋肉の力関係が、腹筋<背筋になる。
↓
背筋の筋力につられ、
↓
骨盤が前傾してしまいます!
↓
骨盤の前傾によって引き起こされるのは、
・出尻(横から見たときに、お尻が出ていてアヒルのようなシルエットになってしまう。)
・背筋が緊張してしまい、腰にかなりの負担がかかる。
・太ももの前側が張ってしまい、太もも全体が太くなる。
・下腹がぽっこりする。(この場合の下腹の出方は、筋肉のゆるみから生じるもの)
などの症状です。
特定の部位だけ筋肉を鍛えるなら、パーソナルトレーナーなどの専門家をつけることが一番良い方法でしょう。
まとめ
むやみに
「腹筋100回!」
という計画は、つらいだけでなく体のバランスも崩してしまいます。
また、「スリミングジェル(いわゆる脂肪燃焼系のマッサージジェル)だけでくびれを作る」
というのは、上記からもわかるように無謀なことです。
脂肪を減らすための補助的な役割でしたらまだいいでしょう。
しかし、くびれに重要な「筋肉」をつけなければいつまでたってもくびれはできません!
くびれをつくりたい!といっても、まずはその仕組みを学び、
自分の現状と照らし合わせて、自分に何が足りないか、
どのようなメニューが適切かをしっかりと分析し、日々の努力を継続していくことが重要だと思います。
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